2016年01月 コンサルティング活動
2016-01-02 08:55:50 (8 years ago)
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- 3【定年退職後の活動】 |
✤✤✤《最近特に思う事-75:『改善改革活動の基本‐⑩』》✤✤✤
生産ラインの改善改革活動を推進する場合は、全社推進体制、考え方、
分析手法、…等が大変重要です。 これらの最善策は、今までの経験
から下記のようになります。(①~⑮は具体的な手法・方法です)
【経営者の決断・方向付け=戦略:戦わずして勝つ】
▼ ┗▶①SWOT分析 ④間接業務のV・V分析
【工場の義務=CS(顧客満足)+企業利益=戦術:勝てる戦い方】
┃ ┗▶②顧客満足方程式 ③在庫パターン分析
┣▶改善推進の両輪=両輪駆動で相乗効果
┃ ┣▶ボトムアップの小集団活動
┃ ┃ ┗▶⑤なぜなぜ分析、⑥特性要因図(魚骨図/フィッシュボーンチャート)
┃ ┗▶トップダウンの改善PJ活動
┃ ┗▶⑦製造設備設計 ⑧設備保全 ⑨IE分析 ⑩TPS
┃ ⑪6Σ ⑫業務量vs価値分析 ⑬価値動作分析
┗▶基本的な改善活動=生産現場のあるべき姿を追求(完璧=100点)
┣▶5S活動=整理+整頓+清掃+清潔+躾
┃ ┗▶⑭5S活動チェックシート(100点満点→60点以上を目指す)
┣▶8つの作業管理=3ナイ(考えナイ・探さナイ・選ばナイ)の構築
┃ ┗▶⑮作業管理チェックシート(100点満点→60点以上を目指す)
┗▶設備保全活動=設備に強い人づくり
┗▶⑯自主保全チェックシート(100点満点→70点以上で次ステップ)
➽◆今月の解説=⑩TPS(トヨタ生産方式)◆
日本の殆どの製造会社が目指しているTPSです。
日本人に理解し易く推進してきて、現在では日本のモノづくりを強く
し世界に通用させている要因の一つです。我流を捨て基本を学ぼう!
❶《IE分析が基本の生産システム=TPS…推進母体=トヨタ自動車》
❷《生い立ち》
昭和20年代から取り組んだトヨタ自動車の生産ノウハウを起源と
する製品生産手法で、1973年のオイルショックがきっかけで注目された。
1978年に大野耐一氏が、著書「トヨタ生産方式」にて一般に紹介
され、海外でも90年代に注目され始めた。
❸《目的(存在理由・理念)》
TPSは製造現場の手法と考えられ易いが、実際には「人づくり」
を基盤とした経営システムです。
「人を活かす」が基本であり、ムダを見つける目と見つけたら排除する
という改善能力を育てていく。
ジャストインタイムや自働化も手段でなく、人を育てる為の思想と理解すべき
であり、本思想を職場に徹底している。
❹《基本的な考え方》
基本思想は徹底した無駄排除であり、すべての社員が常に無駄を意識
し改善を続けるというトヨタの漸進的なイノベーションの礎となっている。
改善推進はただのムダ排除でなく、在庫(仕掛品、製品、機械設備)
を減らす事によって、徹底したムダの排除を行なうのである。
❺《特徴》
トヨタ生産方式の手法はジャスト・イン・タイム(just-in-time)
と自働化(automation with a human touch)という2つの手法
を基本に発展してきた。 また職場の全員が「Why(なぜ)?」と
問題意識を持つ事が潜在問題を顕在化し、潜在問題の1つ1つを解決
して利益を産み出す改善活動になっている。
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
《兵庫県の機械部品製作会社:全員参加の5S活動活性化支援》
生産職場を順番に5S活動巡回採点を開始して、漸く一巡目が終了した。
今までは他社の5S活動見学や座学で5Sレベルアップを狙ってきたが、
これからは「三現主義(現場・現物・現実)」で5Sのレベルアップを
狙っていきます。 それぞれの生産現場で、何処の何が、現在の状態で
どんな不具合があるのか、どうすれば解決できるのか・・・を現場の
方達と一緒に考えて改善を進めていきます。
採点は「5S活動チェックシート(満点:100点)」で行ってグラフ化
し、点数の絶対値と時系列の変化を関係者全員で確認していきます。
これで競争意識が出て来る事と、他職場の良い部分の取込みが加速化
して、会社全体の5Sレベルアップが期待できます。
生産ラインの改善改革活動を推進する場合は、全社推進体制、考え方、
分析手法、…等が大変重要です。 これらの最善策は、今までの経験
から下記のようになります。(①~⑮は具体的な手法・方法です)
【経営者の決断・方向付け=戦略:戦わずして勝つ】
▼ ┗▶①SWOT分析 ④間接業務のV・V分析
【工場の義務=CS(顧客満足)+企業利益=戦術:勝てる戦い方】
┃ ┗▶②顧客満足方程式 ③在庫パターン分析
┣▶改善推進の両輪=両輪駆動で相乗効果
┃ ┣▶ボトムアップの小集団活動
┃ ┃ ┗▶⑤なぜなぜ分析、⑥特性要因図(魚骨図/フィッシュボーンチャート)
┃ ┗▶トップダウンの改善PJ活動
┃ ┗▶⑦製造設備設計 ⑧設備保全 ⑨IE分析 ⑩TPS
┃ ⑪6Σ ⑫業務量vs価値分析 ⑬価値動作分析
┗▶基本的な改善活動=生産現場のあるべき姿を追求(完璧=100点)
┣▶5S活動=整理+整頓+清掃+清潔+躾
┃ ┗▶⑭5S活動チェックシート(100点満点→60点以上を目指す)
┣▶8つの作業管理=3ナイ(考えナイ・探さナイ・選ばナイ)の構築
┃ ┗▶⑮作業管理チェックシート(100点満点→60点以上を目指す)
┗▶設備保全活動=設備に強い人づくり
┗▶⑯自主保全チェックシート(100点満点→70点以上で次ステップ)
➽◆今月の解説=⑩TPS(トヨタ生産方式)◆
日本の殆どの製造会社が目指しているTPSです。
日本人に理解し易く推進してきて、現在では日本のモノづくりを強く
し世界に通用させている要因の一つです。我流を捨て基本を学ぼう!
❶《IE分析が基本の生産システム=TPS…推進母体=トヨタ自動車》
❷《生い立ち》
昭和20年代から取り組んだトヨタ自動車の生産ノウハウを起源と
する製品生産手法で、1973年のオイルショックがきっかけで注目された。
1978年に大野耐一氏が、著書「トヨタ生産方式」にて一般に紹介
され、海外でも90年代に注目され始めた。
❸《目的(存在理由・理念)》
TPSは製造現場の手法と考えられ易いが、実際には「人づくり」
を基盤とした経営システムです。
「人を活かす」が基本であり、ムダを見つける目と見つけたら排除する
という改善能力を育てていく。
ジャストインタイムや自働化も手段でなく、人を育てる為の思想と理解すべき
であり、本思想を職場に徹底している。
❹《基本的な考え方》
基本思想は徹底した無駄排除であり、すべての社員が常に無駄を意識
し改善を続けるというトヨタの漸進的なイノベーションの礎となっている。
改善推進はただのムダ排除でなく、在庫(仕掛品、製品、機械設備)
を減らす事によって、徹底したムダの排除を行なうのである。
❺《特徴》
トヨタ生産方式の手法はジャスト・イン・タイム(just-in-time)
と自働化(automation with a human touch)という2つの手法
を基本に発展してきた。 また職場の全員が「Why(なぜ)?」と
問題意識を持つ事が潜在問題を顕在化し、潜在問題の1つ1つを解決
して利益を産み出す改善活動になっている。
✤✤✤✤✤✤✤✤✤《現在の生産変革活動支援》✤✤✤✤✤✤✤✤✤
《兵庫県の機械部品製作会社:全員参加の5S活動活性化支援》
生産職場を順番に5S活動巡回採点を開始して、漸く一巡目が終了した。
今までは他社の5S活動見学や座学で5Sレベルアップを狙ってきたが、
これからは「三現主義(現場・現物・現実)」で5Sのレベルアップを
狙っていきます。 それぞれの生産現場で、何処の何が、現在の状態で
どんな不具合があるのか、どうすれば解決できるのか・・・を現場の
方達と一緒に考えて改善を進めていきます。
採点は「5S活動チェックシート(満点:100点)」で行ってグラフ化
し、点数の絶対値と時系列の変化を関係者全員で確認していきます。
これで競争意識が出て来る事と、他職場の良い部分の取込みが加速化
して、会社全体の5Sレベルアップが期待できます。